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キャンピングカーでテレワークをする前に必要な事とは?

特集

コロナ禍によって、私たちの生活様式全般が変わろうとしています。すでにテレワークを始めている方も増えていますが、自宅だと作業場所の確保が難しかったり、小さなお子さんがいると集中できないといった問題も聞かれます。

そこで選択肢の一つとして注目されているのが、キャンピングカーでのリモートワークスタイルです。

筆者がキャンピングカーを自宅兼仕事場として全国放浪の旅暮らしを始めたのは2005年でした。インターネットが普及し始めた1990年代後半、「インターネットを介して仕事のやりとりができれば、どこにいても構わないのでは?」と思い立ったのがきっかけです。それを目標に、苦手なパソコンの勉強をしました。

 

あれから約20年、かつて21世紀の始まりとともに登場した「ユビキタス」や「ノマド」といったリモートワークスタイルが現実化しています。

とは言え、筆者は理数系はサッパリで機械類にも弱いので、高価な最新機種を揃えて最先端の技術を駆使しているわけではなく、昔ながらの手法で現在に至っております。今から始めよう、という方にも難しい話ではありません。

キャンピングカーはリモートワークに必要な環境を備えているのか

「仕事場」としてキャンピングカー,基本装備は?

キャンピングカーディーラーやレンタルキャンピングカー業者の中には「仕事場」としてキャンピングカーを提供するサービスを開始しているところも出始めています。

ひとくちに「キャンピングカー」と言っても、大きさも装備も様々です。キャブコンと呼ばれるタイプを例にすると、大きさの平均は全長約5.5m前後、横幅2m前後、高さ3m前後で、おおむね駐車場の普通乗用車枠に収まるサイズです。

基本的な装備は、デスク(ダイネット)、ベッド(バンクベッド)、キッチン、冷蔵庫、冷暖房、ボイラー、トイレ、さらに車種によっては洗面台やシャワーも付いているので、普段と変わりない生活ができると言えます。

断熱材がしっかり入っていれば防音効果も期待できますし、ペアガラスであれば外からは反射して車内が丸見えになる事もなくプライベート空間が確保できます。

暑い季節においては、風を入れるために窓を開けても網戸がついているので虫の侵入が防げますし、サイドオーニングで日陰をつくったり、電力に不安がなければクーラーを稼働する事もできます。外部電源があれば不便は特に感じないのではないでしょうか。

キャンピングカーでのお仕事事情とは?

キャンピングカーでのお仕事事情

在宅勤務(リモートワーク、テレワーク)に必要なものは各々の業務内容にもよるでしょうが、オンライン会議をするのであればノートパソコン/スマートフォン/タブレット端末などと、ZOOMやskypeなどのアプリ、インターネット接続機器(モバイルWi-Fiルーターなど)が必要です。

筆者はスマホのテザリングを利用しているのですが、月7GBまでのプランなので使用量をチェックしながらフリーWi-Fiも活用しています。ご自身が契約しているギガ数と通信速度、ZOOMやskypeにかかるデータ通信量を調べておくと安心ですね。

電子機器を多用するとなれば、何はともあれ電気が必要です。外出先でテレワークする場合は、端末類に加えてヘッドセットやモバイルバッテリーまで持ち歩かなければならず大荷物になってしまいますが、キャンピングカーの場合は【キャンピングカーのある暮らし(1)電気はどうなってるの?】でも述べたように、サブバッテリーにインバーターが接続されていますので車内でも家庭用コンセントが使用できます。

サブバッテリーの容量はどれくらいか、充電はソーラーのみなのか、電力の供給量と消費量を把握しておく必要があります。パソコンだけでなく照明、テレビ(DVDやBDなどのプレーヤー/レコーダー、アンテナ)、自炊するのであれば炊飯器や電子レンジなどなど、電力を要するものは多いです。

ソーラーのみで充電している場合、雨天・曇天日が続いてしまうと発電量が少なく、消費量に追いつかなくなってしまいます。100V外部電源が接続されていれば万全ですね。

キャンピングカーでのリモートワーク、そのメリットとデメリット

キャンピングカーでリモートワークするにあたっての、メリットとデメリットを挙げてみましょう。

■メリット

・3密(密閉、密集、密接)を避け、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保てる

・公共交通機関を利用して移動する必要がない

・仕事に集中できる

・オンライン会議などでイヤホンをする必要がなく第三者に聞かれる心配もない

・自宅ごと動いているようなものなので、忘れ物をする心配がない

■デメリット

・電気量が不安定(外部電源があればOK)

・仕事と私生活のオン/オフを切り替えづらい

・車内では軽い運動ですら行いづらい

・自炊に慣れていないと外食ばかりで食費がかさむ

あとは、入浴でしょうか。シャワーがついているキャンピングカーもありますが水は無限ではありませんし、やはり湯舟に浸かりたいですよね。(筆者はガソリンスタンドなどで給水させていただいてます。)

まとめ

近年、若年層を中心に「ミニマリスト」「ミニマムな暮らし」が静かなブームとなっています。必要最少限の生活必需品だけで生活する「断捨離」の延長線上といったイメージでしょうか。筆者のようにキャンピングカーで生活している人も増えてきました。

もはやキャンピングカーは「遊ぶための贅沢品」という概念ではなくなりつつあります。インターネットが普及した現代、リモートワークが可能な職種であれば、新しい生活様式に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

記事提供:しう@そと

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