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しうのキャンピングカー旅Vol.3『グルメあり、レジャーあり、温泉ありの道の駅 きくすい』

お出かけ 熊本県 / 玉名郡 和水町

こんにちは、しうです。
今回は熊本県玉名郡和水町(なごみまち)にある【道の駅 きくすい(菊水ロマン館)】を拠点に史跡&古墳めぐりの楽しみをご紹介します。

 

熊本県玉名郡和水町(なごみまち)にある【道の駅 きくすい(菊水ロマン館)】では周辺自治体(3市1町)との連携により観光振興を先導、周辺の観光地およびアウトドアイベントなどの情報発信を積極的に行っています。

 

こうした取り組みが評価され、国土交通省道路局が平成30年度に選定した「重点道の駅」(地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取組が期待できるもの)に選ばれました。

カヌー、キャンプ、バーベキュー、草スキーができる

【道の駅 きくすい】には物産館はもちろん、準天然人工温泉・光明石温泉を併設。隣接する江田川ではカヌーが楽しめ、キャンプ、バーベキュー、草スキーができるとあって、お子様連れのファミリーに大人気の道の駅です。

※キャンプ・バーベキュー・カヌーは【なごみキャンプ】で受け付けています。

ご当地グルメも豊富

江戸時代に肥後藩主細川藩に御前茶として献上された岳間茶専門の老舗茶舗【東茶舗】、地元の食材を使った天然酵母パン【ぱんのわ】、熊本のブランド豚「火の本豚」を取り扱う【肉のさいき】も併設しており、お土産を買い求める観光客でも賑わいます。

道の駅のレストラン【なごみ庵】は、さいき農場が経営しており「火の本豚」を使用したハンバーグやロースカツ丼、生姜焼き定食が人気です。チーズハンバーグはよく煮込んであって柔らかく、トマトソースとチーズとの相性も抜群でした。

徒歩圏内に国指定史跡がある

道の駅の周辺は江田船山古墳公園として整備されており、徒歩圏内に国指定史跡【江田船山古墳】があります。

5世紀末から6世紀初頭に築造されたと推測され、墳丘長62m、盾形の周濠を併せ持つ、清原(せいばる)古墳群の中で最古・最大の古墳で、日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌(ぎんぞうがん)銘をもつ大刀が出土したことで著名な前方後円墳です。

出土品の大部分は東京国立博物館に所蔵され、国宝に指定されています。にも関わらず、江田船山古墳の石室は見学自由というのですから、ガラス張りとは言え和水町はおおらかですね。

同じく公園内には【虚空蔵塚古墳】【塚坊主古墳】(いずれも国指定史跡)もあります。「古代の森」と名づけられているだけあって、古墳が3つも一同に見られる光景は圧巻です。

天気の好い日には古墳で草スキーを楽しむ子ども達が見られるのも珍しい。

古民家の野外博物館・肥後民家村もある

江田船山古墳に隣接して、【肥後民家村】という〝古民家の野外博物館〟があります。

村内には、文政13年(1830)に建てられた旧境家住宅(国指定重要文化財)や、およそ300年前に建てられた新潟県上越市の旧布施家住宅(町指定重要文化財/写真)、対馬の石屋根造りの家など7棟の古民家が点在しています。

【歴史民俗資料館】では先土器時代から古墳時代までの出土品を時代別に展示。古民家を活用したカフェや工芸館もあり、古民家での簡易宿泊体験、五右衛門風呂・かまど体験などもできます。(有料、要予約)

真夏の夜をさらに熱くする古墳祭

「熊本夏の三大火祭り」のひとつ、【和水町古墳祭】が毎年8月の第1土・日に開催されます。
江田船山古墳が文化財に指定されたのをきっかけに、昭和46年(1971)から始まりました。

見どころは、2日目に開催される火巫女の舞「炎の宴」、古代の衣装に身を包んだ総勢800人の「古代人」が松明を片手に江田川河畔を練り歩く「松明行列」、そしてラストには約2000発の花火が夜空に咲き乱れます。

会場となるのは道の駅きくすいと肥後民家村までをむすぶ江田川河畔。
肥後民家村の駐車場は第1〜第3および北口駐車場あわせて約800台、無料です。

ちょっと足を延ばしてチブサン・オブサン古墳へ

道の駅きくすいから北東に約12km、お隣の山鹿市にも有名な古墳があります。その名も「チブサン・オブサン古墳」です。

国指定史跡【チブサン古墳】
古墳時代後期(6世紀)に造られた墳丘長約44mの前方後円墳で、鮮やかな幾何学模様の壁画が遺されています。1500年前の古代人の文化や風土を伝える、貴重な装飾古墳です。
事前に【山鹿市立博物館】に申し込みをすれば、石室内部を見学することができます。

熊本県指定史跡【オブサン古墳】(写真)
6世紀後半の築造と見られ、直径約22m、高さ約4mの突堤付き円墳で、主体部は巨石で造られた横穴式石室があります。

まるでエジプトの「スフィンクス」のような形をしているのが特徴的。チブサン古墳とオブサン古墳は徒歩5分ほどと隣接しているので、合わせて見て廻れます。

謎の古代遺跡隧道トンカラリン

ふたたび道の駅きくすいに戻り、最後にご紹介するのは謎の古代遺跡「トンカラリン」です。
道の駅から1km弱、徒歩約10分。クルマで行く場合、道幅が狭く曲がりくねっているのでお気をつけください。駐車場は未舗装で普通車8台程度です。

トンカラリンは隧道(トンネル)型遺構で、全長は464.6m。自然の地隙や人工の石組暗渠で構成されています。
「トンカラリン」という名称は、穴に石を投げ込むと「とんからりん」という音が聞こえることからつけられたという説と、朝鮮語由来という説がありますがどちらも定かではありません。

トンカラリンが謎なのは、いつ・誰が・何のために造ったのか解らないというだけでなく、民間伝承(言い伝え)がないということ!熊本県教育委員会が1974年に現地調査を行った結果「近世の排水路」との報告書を出していますが、その後、不都合な点が多すぎるため現在は再び「謎の遺跡」とされています。

トンネル内部から灯火具やそれを置く穴が見つかったことから祭祀場ではないかとも予想されていますが、想像の域を出ていません。石積みが「布石積み」という日本では珍しい工法で、これはエジプトのピラミッドと同じものらしく、考古学者の吉村作治氏もピラミッドとの共通点をいくつか指摘されているそうです。

まとめ

歴史ロマン、ここに極まれり。

※2016年の熊本地震以降、安全が保障されないとのことで見学できる箇所には制限があります。

※和水町といえば昨年の大河ドラマ「いだてん」のイメージが強い方も多いかと思いますが、「いだてん 大河ドラマ館(玉名市)」と「金栗四三ミュージアム(和水町)」は、令和2年1月13日(月曜日・祝日)をもって閉館となりますのでご注意ください。

道の駅 きくすい

住所

〒865-0136 熊本県玉名郡和水町江田455 GoogleMap

アクセス

九州自動車道 菊水ICから約2km/JR玉名駅から車で約20分/九州新幹線新玉名駅から車で約10分

TEL

0968-86-3100

営業時間

■物産館/9:00〜20:30 ■レストラン/11:30~14:30、17:00~20:00 ■入浴/9:00〜21:00(受付は20:30まで/第2火曜は13:00~、12/30は14:00受付15:00まで)

定休日

12月31日~1月2日

駐車場

普通車 110台、大型車 10台、身障者用 2台

この記事を書いた人

記事提供:しう@そと

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